DE10sx DE10K (7FX KATO製 16番 DE10組込専用サウンドデコーダ)   2020/07/13 更新


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標準添付 (消耗品)

  • 電球色LED * 2
  • 電解コンデンサ x 2
  • 絶縁ワッシャー
  • 線材、スピーカは添付しません。


※2010.3 出荷分より 
電解コンデンサは、ユーザ取付となります。基板に極性がシルク印刷されています。

実装状況

DP1定義 (DE10sxDL.ini  ) ( DE10sxDLr3.ini 2011.2.14 出荷分より)

※2016.9.1 (v.200以降)以降は DE32sxDL系のソフトウエアとなっています。

ドキュメントダウンロード : 

製品説明書

DE10sx_DE10K_manual.pdf (update 2008.10.7)
※製品説明書は、WEBからダウンロードのみです。製品には添付していません
          CVリスト DE10SX_DL_CVLIST.pdf (共通リスト) (update 2009.8.15)
DE10SX_DLr3_CVVLIST.pdf (2011.2.14 出荷分より )

1.概要

1.1 開発コンセプト

·         KATO製 16番 DE10にへの組込を支援するサウンドデコーダ
※新製品 1-703で確認、旧製品は不明です。

·          デコーダ本体を、比較的容易に組み込むことが出来るのみで、スピーカの搭載方法は各自において考案、挑戦してください。

※本製品では、元のライト基板の位置に2本のビスで取り付けかつ、モータ結線までの実現です。

線路電源の接続、スピーカの取付け及び配線は、指定してません、各自工夫してください。

 

※ウエイトを上の写真の赤の点線の位置で切断するか、取り外す必要があります。

 

                                 
ベータテスターによる組込み例
※以下のURLによる組込み例は、参考のために提示しているのみで、永末システム事務所ならびに、ベータテスターがなんら責任を持って保証するものではありません。また、質問は掲示板を通じて行って下さい。なお、質問に対しても返答が保証されるわけではないので、あらかじめご了承下さい。

例1  http://tacn22.webcrow.jp/dcc/de10/
例2   http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/bc/...

番外----->
ベータテスターの方ではありませんが、作例のご紹介をいただきました。
例4 http://ydk2017.html.xdomain.jp/06DCC/DE10/DE10DCC.htm

例5  http://ameblo.jp/toyooka-n-gauge-fanclub/entry-12064128267.html  
     
(キャブの天井にスピーカーを取り付けるアイデアです。 2015.8.21)

 

·         ヘッドライト(電球色LED) * 2

·         停止時減光機能(走行し始めるとヘッドライトが明るくなります)

·         テールライト用の出力ランドを用意しています。実際のテールライト取付け加工は相応の技量が必要かと思われます。

·         入換動力車表示灯機能のほか、キャブライトなどに応用できる、ファンクションを1FX準備
※基板に出力ランドを用意しています。抵抗内蔵なので、LEDを直に接続します。

·  CV46の設定により、方向転換してもライトなどの方向が一時的に変更しないように出来ます。(入換え時に有効)

·         BEMF(定速走行)機能

·         FX28対応 、ホィッスルの、短、長選択が無くなり、F2の押し方で短、長ホイッスルの表現が可能となりました。
- CV120.2で2種類の音色を選択できます。
- CV46の設定により、方向転換してもライトなどの方向が一時的に変更しないように出来ます。(入換え時に有効)

· Ver.58以降(CV7=58)の変更点。
- 発車時のブレーキ緩開音を、停車時自由に鳴らせるようになりました。(CV124)事前に鳴らすと、スロットル入りで即時に走行開始します。ただし、エンジン始動後が条件です
-※初期バージョンから、(CV54=0)にて、即時に走行開始機能はあります。この場合ブレーキ緩開音は鳴らせません。

·Ver.61以降(CV7=61) 2011.2.14出荷分より
一部の音源について、個別に音量設定が可能となりました。(音量を絞ると音質は劣化します)
それに伴い、CV番号の変更を行っています。

·Ver.200以降(CV7=200) 2016.9出荷分より
-−     
ATS音実装。始業点検時の音ではなく、鳴り始めの「ジリリリ...」と「キンコンキンコン...」 を個別操作できます。


 

 

1.2 Sound機能

 

·         短、長ホイッスル音

·         エンジン始動、停止音

·         実際の走行速度に連動したエンジン音、及び惰行運転の実現

·         コンプレッサー音

·         停止時ブレーキ音

·         単弁ブレーキ排気音

·         連結機能
枕木 1.5本程度移動して、連結音が鳴ります。

 

1.3 Analog環境

·       本デコーダは、基本的に、DCC専用ですので、ANALOG運転については、性能保証はできません。

·         デコーダは、スパーク等により内部設定値が化けて、リセット操作が必要な場合がありますが、本デコーダでは、DCCコントローラによってのみリセットが可能です。

·         7Vで、エンジンが始動し、ヘッドライト、テールライトが点灯します。

·         8Vでブレーキ排気音とともに、ホイッスルが鳴るとともに、走行開始いたします。約7Vで停止いたします。デコーダは、線路電圧を測定して、その電圧によって、速度を決定しますので、下り勾配の時も速度が抑制されます。また、低速でも十分な牽引力を発揮します。
※走行開始電圧と走行停止電圧が異なるのは、起動時の線路電圧の低下による誤作動を回避するためです。

·         6.5V-7Vの範囲に電圧を落とすことにより、ブレーキ音とともに、停止させることが出来ます。

·         パワーパックは、十分容量のある純直流パワーパックを使用することで性能を発揮することが出来ます。パルス式や半波整流式のパワーパックの場合にはパワーパックとの相性により、走行が不安定になる、あるいは逆方向に走る可能性があります。

·         22V以上発生するものを使用した場合には、故障の可能性があります。ちなみに、高周波の電圧はテスターでは正しく計測できないので、気をつけてください。

1.4 運転方法 (DCC)

  1. アドレス選択でエンジンが始動します。
  2. 停止状態で、F8でミュートを行うことにより、エンジン音を停止させることが出来ます。
  3. 停止状態で、ミュート状態から復帰させることにより、エンジンの再始動を行うことが出来ます。
  4. F0ボタンで、前照灯が点灯します。機関車が停止しているときは、減光状態になっています。
  5. 単機運転であれば、F1ボタンでテールライトが点灯します。
  6. もし入換標識灯にしたい場合には、F7ボタンを押します。
  7. これで運転準備ができました。
  8. F2のボタンでホイッスルがなります。
  9. スロットルを上げます。
  10. 前照灯が明るくなるとともに、ブレーキエアーが抜ける音がします。
  11. エンジン音が吹けあがりながら加速を始めます。
  12. 速度が上がるとともにエンジン音も変化していきます。
  13. 所定の速度になったところで、スロットルを少し戻します。
  14. エンジン音がアイドリングになるとともに、惰行運転状態となります。
  15. 実車であれば徐々速度が落ちてくるのですが、デコーダの機能により一定の速度で走り続けますから、少しずつスロットルを絞っていくと実感的になります。
  16. 駅に進入したときなどは、F4ボタンで、一時的に減灯状態にすることができます。
  17. 再加速をするために、スロットルを少し上げます。再度、エンジンが吹けあがり力行状態になります。
  18. 十分速度を落として、停車駅に進入します。
  19. Ver.200以降(CV7=200) 2016.9出荷分より
    F4=onで、ATSが起動して「ジリリリ...」 ここで F4=off で「キンコンカンコン....」 再度 F4=onにしてからF4=off でATS停止します。
    F4=onのままでも、一定期間後にATSは停止します。
    ATSが作動中にタイホンを鳴らすと、ATSは停止します。
  20. 停止直前になると、ブレーキのスキール音が鳴り始め、完全停車となります。
  21. ときどき、コンプレッサーが動作します。(アイドリング時のみ機能)
  22. 連結操作をする場合には、客車や貨車の直前(枕木1.5本分程度)で一旦停車します。
  23. F5ボタンを押すと、自動的に枕木1.5本分程度(設定変更可能)移動して、連結音とともに停止します。
なお、ライトファンクションやサウンドファンクションとファンクション番号は自由に割付変更可能となっています。初期設定時には、操作できるファンクションの少ないスロットルでも十分に楽しめるようにF0-F8に基本的なファンクションを割り付けてあります。

 

2.仕様

 

項目

内容

DCC動作電圧

7 – 22V(絶対定格)

出力電流

MOTOR

連続 1A   瞬間2A(50msec以内)

FUNCTION * 7

FX 8-10mA  5V抵抗内蔵出力  

合計

連続2A ピーク3A(50msec以内)
※連続出力は、放熱無限大の条件です

サウンド出力

8ohm 1W BTL

※外部AMP等の接続不可

PWM周波数

20KHz
ただし、BEMF有効時は、約100Hzの周期でモータ逆起電力を取得する為に、出力を一時的にCUTするので、多少振動します。

加減速

対応

Speed Step

14,28,128 ステップ
start , mid , max ナシ
27スピードテーブル

アドレス設定

1 - 10239

プログラミングモード

全プログラミングモード

総括制御

対応

CV値リセット

CV8=103の書き込みで出荷時状態にリセット

 

3.試聴およびスピーカ分売

デコーダ購入者の便宜を図るために、スピーカの分売を行います(直販のみ)なお、デコーダと同時購入の場合には、20% 0ffといたします。(←詳細はクリック)
※なお、供給が不安定なため、スピーカ売切れの際はご容赦ください。